街の歌/
夏川ゆう
古くなったり新しくなったり
その繰り返しの街は生きている
街が歌い出せば
爽やかな風が吹き始めて
人々の足取りが軽い
季節が変われば
歌も新しくなり耳に溶け込み
季節の変化を実感する
自然の流れに乗った街は美しい
急ぐことも焦ることもない
街の歌を聴き街の魅力に触れる
生活している人々
自然への愛を思い出し
更に綺麗な街が誕生する
街の歌は美意識をアップさせて
街を歩けばワクワクする心
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