現代、詩/左屋百色
 
るえた、
わたしのよごれた部分がふるえた

夜空よ、
わたしは星座を知らないから
現代詩のこちら側で
砕け散った言葉をお前に投げる
誤解しないでほしい
わたしは星をつくりたいのではない
わたしは現代、
詩をつくりたいのです

君の夜空に
ひかるものがあったなら
それを現代詩と思ってほしい
いつか向こう側で
君がそれをよんでくれたら
うれしく思います





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