両サイドと向かいに詩人/朝焼彩茜色
右に悲しみを越えた愛の持ち主
左に575777777の天才
そして向かいに顔文字のお面をつけた小僧
窮陰の毎度の集い 私は信号無視ギリギリで
編集長の愚痴を零しながらスタバに向かう
慣れない日本の首都の普通の道を田舎者丸出しプライドを捨て
颯爽とマフラーを靡かせ 向かう
面子が揃う
人数的にマージャンなんか始まりそうだが
揃いも揃って言葉馬鹿 想像馬鹿 比喩馬鹿
ゲームなんかシテイラレナイ イナイイナイ馬鹿!
笑いながら情報収集 比較級のない褒め言葉を掲げて
照れたり 自負したり 吹き出したりしている
コーヒーが無くなれば100円で継ぎ足す
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)