ころっけについて/ドクダミ五十号
 
今日の昼餉。どう言うわけか月の終いになると、かならずと言って良いほど
芋のたぐいが余っているのだ。取っておいたつもりは毛頭無いのだけれど。
別にその状況が嫌いではありませんが、何だかちょっとばかり不思議で、はて
な?と思うのです。まあ、ふところ具合がナニな月末。「おお!おまいさんが居た
なあ」と、頬ずりしたくなるのも事実でして、それがクロケットになるのでありま
す。ちょいと気取った呼び方をするのは、この料理に、そしてお芋さんに敬意を
表したかったからであります。♪これじゃまいにち コロッケ コロッケ と歌
になるほど庶民に愛され、もちろん小生も愛して止まないこの料理に。
[次のページ]
戻る   Point(3)