青空ベッド/
朧月
私よりも正直な
私のからだを
知らないままに
歩いていた
不調をうったえられて
むきあえば
ひとりでないような
気がする今さらに
天井だけが
見慣れた空のよう
どこにいても
人は空のしたにいる
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