どこまでも続いていきそうな予感/るるりら
 
嵐の日 雷が空気をゆらして
瞼をとじても 光がときより私をゆさぶるの
わたしの心にあった 汚いものの 
沈殿させる濁った想いを
荒々しい雨風が 洗い流してくれる気がする

今日みたいな日は 思い描いてみるの
突然息ができなくなるほど苦しい日
不安でたまらなくなる日
みじめでやりきれない日は 想像してみるの
太古の昔 初めの命が 稲妻のように現れた

誰がなんと言おうと美しいものを 
わたしは知ることができる
泥水がふりかぶろうと 美しいこと
嫉み妬み誹謗中傷
孤独 不信 こんな日には、稲妻が走るの


もうだれも わたしを おびやかせ
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