そして、太陽を抱きしめた/
りぃ
ーーー時々
昼下がりに君と眠る
まだ産まれて数ヶ月だというのに
すさまじく速い成長スピードに
瞬きすら許されない
全てを焼き付けたいの
ある日突然知らない声で叫んで
泣きながら寝返りうって
君は暗闇が大嫌い
一人にされるのがもっと嫌い
でも、想像する
目を閉じて開けたら
誰もいない暗闇で一人ぼっちだったら
そんなの、ママだって泣いてしまうわ
だから、今日も私は君を抱きしめる
眩しいほどに光を放つ
あたたかな陽だまりの中で
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