別人から別人/朝焼彩茜色
 
なく途方を伸ばす あそこまでは
完全肯定を踏むからには 香り付け程のエッセンスの一滴の世界を見渡すこと

想いに遡る

まったくの別人になってしまったよ
これからも別人になっていくよ

らしさを増やしながら 広く浅くの浅はかな触りは好きになれない
振る舞いを肥しながら 狭く深くの気障な計らいも好きになれない

こんなに無玄なのに奥行きなんて如意で計れない

想いに遡る

使命感という名の病名も あのころから連れて来たのかもしれない

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