生真面目なアンタ/
朝焼彩茜色
人様の小言もアンタにはもう聞こえないだろう
生真面目な真に受ける手のひらに乗った 悔しい喰いしばるモノ
その中に手の皺に入る濃い柔軟線 深く刻んでいる 既に
アンタが学び得た感覚と第六感は 人を傷つけてしまったらアンタが悉く
傷つく もう得ただろう
アンタは人を幸せにするに値している 自信を持て
爪の甘さはない猜疑も同時に得ている二重曲線 醸し出す幕もない
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