素朴の素描/朝焼彩茜色
 
メイクを落とす さしよりそれだけ
訪問者はきっと来ないに違いないから ノーブラで過ごす 揺れる心配はないから

自分の時間をきちんと確保してゆきます

スキンケアと秋物のカタログをパラパラとめくり 予算と諦めと欲するを吟味する

何を今日は書こうか 書いている人を続ける 最近は場数踏んでいるだけ
それも愛してあげる
書き続けて下さい!と云った写真家を夢見て東京へ修行しに行ったあいつは元気だろうか・・

書いているよ 馬鹿みたいに・・

一つ仕上げたら 夕飯を作り出す サバとひき肉がいい感じに解凍されている
冷蔵庫に期限の怪しい食材から炒めてゆく 
暑くてばてているから ニンニクがプーンといつも効いている

その前に洗濯物を折り目にそってたたむ 何も考えずに たたんでゆく
一つの事柄を通り過ぎるように・・
戻る   Point(19)