空が おちてくる/玉兎
 
とぶ 背中を みていた
なめらかな 飛翔

ぼくが 地球から
ぽつり おちても
世界は たえまなく
あたらしい 歴史を
年表へ かきこむ

肉体が 骨になり
たましいは また たびへ
私は やはり 地球へと 還るのだろう

あぁ、空が おちてくる

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