真心の陽/朝焼彩茜色
心を揺さぶり腑に流れてゆく 真心の陽
そこまでの手ぶらの素足の 足らずの清い幼さ
空と同じ光に映える雄飛を醸す ゆっくりと瞬きを繰り返す
表 表 表に
これが息を嗜みながら 笑顔と至福の金字塔
手のひらを表 裏 表 裏にひらひらキラキラさせる
十色の妖精が降りてくる 目の合う必然に偶然とさよならする
空の向こう 光が母のように雌伏のエッセンスをそっと知らせる
待つ 待つ 待つと
大人の天使の影が伸びる 西陽の漲る 悲しみから突破する理に叶う(適う)
息を導きながら 互いに導き 笑顔と至福の 真心の陽
戻る 編 削 Point(5)