俺は詞を書いた/YAMATOMO
 
い出すことのない日々を過ごす


まるで 君は
どこにも いない

最初から いないような
そんな詞を書いてみた


俺は君に何もできなかった

俺は自分の書いた詞を読み返し
君の面影がどこにもないはずなのに


君の顔が浮かんで 君の笑顔が浮かんで
君の泣き顔が 君の怒った顔が
君の 君の 君の・・・。


俺は一つの詞を書いた

それは 君の傍に送れるような
それは 君のプレゼントになるような

そんな そんなもんじゃないんだって

俺は最初からわかってる 君はもういない

君と出会うことはない そんな詞だ
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