行合いの空へ/朝焼彩茜色
行合いの空を浴びる その季節同士の引継ぎを
私はとりとめのない姿で さらわれるように晒す
なんて放てばよい!さまざまの斑の美しさ連なる
果ての永遠の息継ぎの出来そうのない 生み続ける賜
輝きを増してゆく その季節同士の引継ぎを
私は その神聖鳴る風の唸りを その耳を持っている 故
泣くしか伝心ができない!応えは湧き水の言葉を称えて
掬い受け取っている
感謝を刻んでも刻んでも 溢れ漲り 張って我を忘れて息もできない
嗚呼!その下り上り凛凛と軋む行合いの空よ 聴こえる
嗚呼!心の深みに滝が雄大に立つ どのように祈ればよい!
嗚呼!四季よ 空よ 豊かに湧き流れる 人の人生のように
四季に感謝を込めて・・・・
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