行合いの空へ/朝焼彩茜色
 
行合いの空を浴びる その季節同士の引継ぎを

私はとりとめのない姿で さらわれるように晒す

なんて放てばよい!さまざまの斑の美しさ連なる

 果ての永遠の息継ぎの出来そうのない 生み続ける賜

輝きを増してゆく その季節同士の引継ぎを

私は その神聖鳴る風の唸りを その耳を持っている 故

泣くしか伝心ができない!応えは湧き水の言葉を称えて

掬い受け取っている

 感謝を刻んでも刻んでも 溢れ漲り 張って我を忘れて息もできない

嗚呼!その下り上り凛凛と軋む行合いの空よ 聴こえる

嗚呼!心の深みに滝が雄大に立つ どのように祈ればよい!

嗚呼!四季よ 空よ 豊かに湧き流れる 人の人生のように


四季に感謝を込めて・・・・
戻る   Point(4)