想いを透き通す念/朝焼彩茜色
犠牲なんてない 代償もない
思考の方向は深さは 広さは 拡張工事中さ
埋立地みたいにね 海は泣いているか許しているか
まだ答えは弾き出していないが
心地よい指圧で差し引きする もの心の星
大の字で幽体離脱 引き寄せられる もの心の星へ無垢趣く
今は割り切れなさを磨り潰す 工事中さ 神経を削りながら
己の扱い方を 丁寧に撫でてゆく きめ細かく 繊細に磨きながら
空気を洗うように 拝む合掌の手のひらに 汗したたる
望みを頂くことに 犠牲なんてない 代償もない
微塵の時代は微塵ほど 再び矢印を強く太く引いてゆく
追いかければ答えは飛び出てくるだろう
快い一皮も二皮も剥けた 裸が透き通る 離脱した有体を見下ろす
いとおしく眠る己に 引き返す 未練のカーマを越えて
願いを照らす陽の光 拝む合掌 もの心のついた生まれたての星へ 届く
夢を実現させる現実を 拝む合掌から目を開き 払う埃がかき消せれた後
犠牲と代償が この己で最後だと終止符を鼓動に打ちたい
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