大分川/朝焼彩茜色
 
県民歴3年

まだ「知心剣」を使いこなせない

大分川沿いを毎日 散歩していた 普通の大きな川
私にとっては新天地の特別な川

川沿いの舞鶴高校生がカヌーの練習をしていた土曜の午前
先生は自転車でメガホン片手に あーだこーだの指示

他愛のない光景の微風 空のトンビ 木のウグイス 川のカモ 橋のウミネコ
太陽の日差しが川に反射すると キラキラしていて
何でもできそうな気がした

穏やかな 陸へ流れているのか 海へ流れているのか
心が揺れるような 不思議に刹那を数えるような川 大分川

県民歴3年 

まだ「知心剣」を使いこなせない

塩味の効いた県民性 余
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