金風 ?/
朝焼彩茜色
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい
生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモスのセンス 踊る
穏やかな金風を待つ 愛する人を両手いっぱいに抱きしめるように
幸せを艶になびかせ金風が 待っていたよと抱きしめる 慕い 頬寄せて
添寝しながら 暑い夏を見送る
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