一昨日の夜/紫蓮
 
こかで凍りつき始めた心


涙が滲みでた


あんな安らぎは
本当に初めてのことで

きっと貴女以外の人だったら
僕は拒絶して暴れていた

貴女の不思議な雰囲気
僕にはそれが何なのかわからなくて



あのとき
ただ、ただそれを感じていました。

あのまま、
不幸のまま
遮断していたら
今また剃刀と相談していたと思います。

僕は剃刀が視界にあっても
切ろうと思わない。

助けてくれて
本当にありがとうございました。

今日も楽しむ術を探しに
僕の知らない術を探しに
気合いを入れて平然を気取って
重たいドアをあけていこう
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