ま夏の背中/
はるな
ま夏の背中よろしくこぼれおちる曲線は
ぼくのよろこびにまっすぐに突きささり
それらはやっぱり放物線をえがいている
きみの曲線のおしまいにくちづけをする
そんな目でみたってだめだよ、もう、
夜がはじまりつづけてたまらない
シーツのくぼみにもかんたんにひれ伏す午後
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