もう一人の僕から僕への詩/
yamadahifumi
なが「希望」と呼ぶものは僕にはガラクタで
僕にとっての「希望」はみんなにとってのガラクタだった
いつもいつもそうだった
今、僕は世界に言いたい事なんかない
・・・だが、もし、僕に第二の心臓と脳があるのなら
それはこの言語の中に
この言葉の群れの中にあるのだ
今、僕はその事を宣言する
生きても死んでもいない剥奪された自分自身の
老いたゾンビのような肉体に向かって
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