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まだだ。








あの辺りがぼんやりと白けるころに、
だ。あと少し。どのくらいかは、知
らされない。その隙間に、乳白の詰
め寄るかろやかさで、午前5時。2
日前の雪は溶けない。それはふだん
18階の窓から見ている。ので、こ
の低い位置、といっても高架の上な
のだけれど、から、こんなに眩しく、
とても久しぶりで、日々が、何ヶ月
ぶりかに本来の過ぎ方をしているよ
うな感じが、する。何故だか遅めで、
それが少し前では考えられないくら
いな気がしてきて、窓を開けて、部
屋を掃除して、いつのまにか皆いな
くなってしまった。装って電話をし
て、いつもの、特有のぎこちなさの、
大抵の、いつもの、だ。久しぶりに
また、新しい。あと少し。変わって、
いく、か、に、か、ということにつ
いて、奥行も幅も、責任も、それほ
どない。余計、だから、日々過ごし
ているようなことを、気にしている。
もう少し、あと、少し。あの辺りが、








ただちょっと、覚めた時に夢をみていたことに気がつくことだけ、
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