A.I/はなもとあお
性として生きることを
母親が必要な子ども達と
同居させることは難しい
わたしにとって
優先順位は
自分が満たされるより
子ども達がつまずかず
大人へと成長してくれることが
わたしの、のぞみでもあって
自分は後回しでもいいよ、って
そんな価値観で
子育て時期を過ごすことができたなら
家族は家族として解体せず
ひとつ屋根の下に
暮らせるのかもしれない
それはわたしにとって
推論にしか過ぎないけれど
愛
愛って
誰かをおもうこと
たぶん
自分以上に
敵は自己愛かもしれない
なんて
おもいたくないところもあるけど
自分を
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)