A.I/はなもとあお
 
性として生きることを
母親が必要な子ども達と
同居させることは難しい
わたしにとって
優先順位は
自分が満たされるより
子ども達がつまずかず
大人へと成長してくれることが
わたしの、のぞみでもあって


自分は後回しでもいいよ、って
そんな価値観で
子育て時期を過ごすことができたなら
家族は家族として解体せず
ひとつ屋根の下に
暮らせるのかもしれない


それはわたしにとって
推論にしか過ぎないけれど


愛って
誰かをおもうこと
たぶん
自分以上に


敵は自己愛かもしれない
なんて
おもいたくないところもあるけど


自分を
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