柿ピ/蒼木りん
 
柿ピはあと二袋
猫も食べない
だけどわたしは食べつくす
終わりから始めるため

手を出せば叩かれ
しまえば出せと言われ
責めても殺せず
黙れば苦しい
さて問う
わたしはどうすれば良いんでしょ?

誰もいない踏み切りが鳴ってる
騒々しくて遠くて寂しい
ほんとうの?声"を遮るものが
なくなるから夜はすき
さて問う
わたしの欲しいものは何でしょ?

間に合うようにいつかは
言わなきゃと思うけど
わたしの骨は
お墓に入れないでね
居るけど?いない"けどいたひと
にしてくれないかな

忘れないで
あなたの希望はいつも叶えてきた
分か
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