謙虚過ぎる君/
朝焼彩茜色
えたら駄目だ
君は謙虚さを持って生まれてきた
母親のおかげ
父親のおかげ
心に映る環境のおかげ
それと引き換えに 生意気な程の譲れない想いを 虫の息で柵の向こうに
今も繋いでいる
俺は謙虚さを学ぶ為に生まれてきた
だから
君も時には土足に履き違えても ただ成長するだけさ
対極は完全同極 君の好きな本にも必然の栞を挟んでおくよ
ありがとう 謙虚な君
どうか俺を嫌わないで 気取らないで
いつかまた会おう
素敵なカフェで タバコは吸わないから
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