目立たなさ/
ビル
寝て起きたら 髪が立っている
僕はしばらく戦い むくっと起きた
僕は何かを言おうとして もどかしくなる
僕はそうして口を閉じ しばし黙り込む
どうすればいいんだろう そんな風に考えてるうちは駄目だ
何をどうしてもいい そういう風に考えられないと駄目だ
僕は常識に囚われて またベッドに横たわる
そして いつもと同じ道を辿るのである
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