遠い空、あしもとの街、懐かしい歌、半睡の日/ホロウ・シカエルボク
つける
夜が切りつける
夜が切りつける
裂傷をさらそうか
そんなものがなにを語るのか
甘い甘いパウンドケーキと
対極に居ながら同じようなそんなものが
流れる血を舐めると
摂り過ぎた砂糖の味がするさ
胃袋には
もう覚えていない晩飯があり
手のひらには
いつ出来たのか判らない打撲のあと
ポエット?
ハローポエット?
今日も上等な詭弁かい?
今日の分の傘を明日の晴れた空の下でさすのかい?
お前の真理などどうだっていい
それは俺には必要の無いものだ
お前の歌声など無くたって構わない
心の
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