燃えないゴミの日/
オノ
とについて彼女は半ばあきれつつも
「本当に気持ち悪い。」と惜しみない称賛の言葉を送ってくれた。
全ての関係はシンメトリに帰結するというのも私の持論だが、気持ちの悪い
写真を80回送った頃に、果たせるかな彼女はかつて私に接近を許したときの
ような状況に追い込まれ、私は久しぶりに彼女との面会を果たすことができた。
出しそびれたゴミ袋の山に囲まれて呆然としていた彼女が、諦めてそれらを
紐解きはじめた日だった。
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