最後の言葉/opus
 


掘り起こしてくれて
申し訳ないが、
この頭脳回路ごと
この記録を滅してくれ
よろしく頼む




だから、
私はそれらを壊しました
そして、
私は壊れていないとわかりました

私はリンダに私の熱情を
伝えました

リンダは言いました
それはとても危険なことだと




彼の頭脳回路には
そう書いてあったの
でも、私は人間で、
彼はロボットだから
だから、わたしは
警察に連絡したの

ゴメンナサイ
全ては私の弱さのせい
これ以上踏み込んだら
私はきっともう戻ることが出来ないから

私は世の中を敵に出来るほど
強くないから
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