スイートジェーン/梅昆布茶
ジェーンは恋をする 素敵な恋
書きかけの日記のなか 彼との恋がはじまる
スイートジェーンは恋をする 重いビートの恋なんだ
日々は韻を踏んでやってくる 軽いステップで春のように
スイートジェーン 大人の入口を彷徨うんだね
そう君は甘く切なく 綺麗になってゆくんだね
冷たい頬 艶やかな髪と その唇が欲しいんだ
白い指と耳たぶの 感触が残っているんだ
天使の轍が君を導くのさ 誰しも恋ぐらいはするさ
スイートジェーン ポテトは待ってくれる
スイートジェーン 誰もソーダのなかで恋はできないんだよ
手に触るものを信じよう いつも僕らは病気持ちだ 文明という微熱
ロ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)