悲しみにあっても、無くならないものって/kannki
思いが重く打ち沈む時
何かに縋りたくなる
へこんでいる時に
重力はさらに重なってくるようにも
気が沈むっって
ことさらに光が曲るようだ
あやかしの影に舞っても
身は続かない
するりと抜ける様な
現実のとば口は
愛のありかへ自分を誘う
それは望んでいる暖かさ
胸の内の悲しさを感じると
首を取るかのように何かが頷くが
自分はそれに首を縦に振っている訳じゃない
不信ってもたげると
心を削いでいってしまいそうだ
自分は今、過去にあるんだろう
過ぎた事は辛い時
足場を固めすぎる
明日を見させるのは
何かに自分が微笑もうとする時
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