屑の輝き/まーつん
 
俺は屑でい続けたい
 自分にしがみつき
 放したくない

 たとえ笑われても
 生きたいように
 生きるんだ

 どんな存在だって
 美しい筈なのに

 ただそれを見抜けない
 人の目があるだけだ


 澄んだ川面に
 投げ捨てられた
 一輪の花よ

 お前の行方に
 目を凝らす





 神様だって
 きっといる










戻る   Point(14)