ブラックバード/番田 
 

とりとめもない詩をノートに書いた
意味も無く何でもない一日が終わる
たぶん僕は少し人よりセンチだった
ビデオ鑑賞BOXで肌の色の光を浴びる
この先生きていても意味がないと思う
いてつく新橋の朝の光を浴びながら
電気屋を出入りする悲惨な人たちの群れ
すべてがネットの片隅のような世界
実体のあるものはここには存在しない
それは自分の中にしかないのだろう

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