赤いさくら/月乃助
 
身をけずり

つまらない明日が、憎くてたまらず

たまらず ぎくしゃくと笑顔をつくった 日 ・ 夜 

ここには、

散る花の樹陰には、いつも小さな宇宙が 真理がやどる

すべてを包みこむ罠にもにた

開示があると、それに気づいた 心象模様

人なれば

心をいやす 淡い花の色

僕は、それにだまされない けして、

踏みいる 第三反抗期 降る花の

サクラを 赤く 赤く

染めあげる





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