ウソツキ/
シスターさん
季節は戻らないと
分かってるのに
サヨナラできない
次はいつ会えるの
胸の片隅で期待しているの
テーブルを挟んだ
その
わずかな
ほんのわずかな距離さえも
もどかしいくらいに
君に触れたいんだ
その優しさの理由を
どうか教えてよ
きっと本気にしたなら
そっと離れてゆくよね
もっと嘘でもいいから
せめて奪ってよ
遠くへ…
戻る
編
削
Point
(3)