カウントダウンコーヒー/
朝焼彩茜色
季節の日がもう少し昇れば アイスコーヒーがやってくる
マグが夕日に帰ってゆく また今度と
今年もデビューを待つ 氷とブレンドされる濃いめのブラック
記憶の貯蔵が一色に目覚めるだろう
カフェインスパイス
グラスに注がれる灼熱の太陽の休憩場所
かつてよりも じっくり味わって彼を感じてみたい
足音が聴こえる 革靴の
彼がやってくる
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