KARADAからでてくることば 〜真美鳥のアルバム『ピラニア』 について〜/さわ田マヨネ
 
できていると思う。 そして一貫して「ボク」のような一人称が一度もでてこないでいる。我の部分はだいぶ弱いのかもしれない。
花火のイメージがノスタルジックな「骸骨の花嫁」、”からだからだからだ”とうた われる「KARADA」、音と色と光のイメージが鮮やかな「ブルーの回転」といった曲 を通して12曲目、「TENGOKU」という曲でこのアルバムは終えられていく。

この曲についても少しみていこう。
この曲は”天 国 に お ち る く せ に わ が ま ま ば っ か り/ば っ か り ば っ か り ば っ か り い う よ き み は/天 国 に お ち る く せ に わ が ま
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