溺愛/ジュリエット
 



泳ぎが得意な僕にも
君という名の海は深すぎたらしい

気づけば潜りすぎてもう水面には戻れないね

それでも君は煌めいていて
いつまでも光は届いていて

僕はまた
深く深く溺れていくの

もう痛みも苦しみも
泡になって弾けていったから

いつか君に届くまで
僕は溺れ続けるの




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