ガス欠/pur/cran
まず必要なことは残量を確認することだ。君はどこへ行くにも制限がかけられている。右(あるいは左)を向けば追い越していくものがある。後ろを向けば続くものもあるだろう。もしかしたら、周りには何もなく、君しか見あたらないこともあるかもしれない。
そのようななかで、君はただエネルギーが空へと減り続けるなか、進行を余儀なくされる。放棄してもいい。それは君の勝手だ。ただ、それは必要なことだ。休憩所で一息つくにしても、時間と距離を気にしながら走ることになる。その間に注意しなくてはならないのは、ガス欠にならないことである。
世に無限があるとしたら負の連鎖くらいなもので、エネルギーはいつかは枯渇する
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