神/ドクダミ五十号
を引き合いに
持ち出したのは有名だが
戦いが常に不寛容の馬に乗る
神と同一の【悪】を「愛する」者ら
それによって成されているを
見逃すわけにいこうか
ここで神の「愛」を持ち出すのは
止めよう
事実は見る事さえ残酷なのだから
禁じられもする
それは事実だ
見ようとする者を押しとどめるほど
神は居ない
或いは死んだと
私が言うのは
実は人間の奥底にある
全くの不寛容と残酷の闇を
認めたからだと告白しよう
それが狂気だとの
見解は認めよう
なぜか
人間が言う事だからだ
ここで結論を述べよう
神と悪は
全く同一である
くどい様だが・・・
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