Come as you are/ホロウ・シカエルボク
 
限りのプロセスをフル稼働してそこに辿りつきたい、マイ・ゴッドってやつさ、俺の神はそこにしか居ない、信じる領域の違いさ、価値観とか、そんなレベルの話じゃない、それは信じる領域の違いなんだ、俺は自分が何をやっているのかということをきちんと理解している、誰かの後を継ぐみたいなごっこをしたいわけじゃないのさ、俺は俺だけの神に跪くためにこうしているんだ、ときどき、ほんとときどき、それも一瞬だけど、俺だけの神が間近に居ると感じるときがあるんだ、彼に限りなく近づいたと、そう感じる瞬間が、それは俺の脳をとろけさせる、上等な肉が口の中で溶けていくみたいにさ、それは得も言われぬ恍惚なんだ、なあ、難しく考えて見せるようなことじゃないぜ、これは間違いなくアドレナリンのなせる技だ、思考のスピードを追い越すんだよ、手を止めて何が有効かなんて考える前に、出せるものをすべて吐き出してみればいい、喉の奥まで指を突っ込んでさ、つっかえてるものをすべて吐き出してしまえばいい、判るか、すべてが終わって、また満たされていく時の気分ったらないぜ、ほら!核爆弾のように空は破裂した!戸外へ飛び出して踊る時だぜ!


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