戯曲(習作つづき9)/星☆風馬
 
だってこと!」
父  「へ?」
母  「わたし、与志くんのこと、好きなの。つき合って!」
父  「まじで?まじかよ、三浦、うおーー!」
母  「つき合って!」 
父  「よろこんで!」
母  「わあ、うれしい、与志くん、大好き!(母、父に抱きつく。2人手をつないで退場)」
龍児 「奈津、悲しいときは星を見るんだ。この部屋には窓もないから星も見えないが、心の目で見上げれば見えるさ。元気がもらえる。奈津、木星と月と金星が縦一列に並んでいたあの日の空を思い出せ。きっと元気になる」
せむし「占いは星のお告げ。占えば星が君に語りかけてくる。占えば星の声を君は聞くだろう。悲しいときは星の声を聞
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