暮れゆく日々に/
ポチットナーー
他ならぬこの僕自身の
僕だけの
僕だけにしか出せない声で
祈ろう。
誰かにではなく。
冬空を眩く包む
月暈の下。
路地裏で泣いていたもの
あれは決して 猫なんかじゃなく
誰かの父親
紙切れと分かってるけど
いくつかの名刺を
捨てずにしまい込んでる
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土・日と休んだはずの月曜日
どうしようもなく疲れ切ってる
銀行のATMに並ぶ僕
空は晴れてる
早く帰ろう
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