いつも君だけが正しい。/瓜田タカヤ
 
休みの日前。午前七時位まで調子に乗って起きていた。
かみさんが俺の休みなのを知って、娘のカイリ保育園を休ませた。

午前中にカイリが起きて騒ぎまくっていた。
俺は眠くて機嫌が悪く布団からカイリにうるさいよ!と怒った。
人生の終わりのように、泣き出すカイリ。それをなだめるかみさん。
俺はちょっと都合が悪かったと思いながらそのまま
又眠りに着いた。

起きたら午後一時を回っていて、かみさんら家族は居なかった。
俺は起きてタバコを吸って、おにぎりを作り、肉を焼き、
漬物を出してきて、弁当箱に詰めた。

犬のタオを連れて、タオと俺とで山にピクニックに行った。
タオを外に出しっぱ
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