まだ、ひかり、うける/ねことら
 

ノーカウントにしてしまえ、どれも
ふたりきもちよければカラフルな火傷
えらぶみたいでたのしい、
美しくやぶれたいし、





いつか、
ジャンカラでオールしたあと路地で見た朝焼けがあまりにもすごいオレンジで、まるでビルを壊しながら咲くハイビスカスみたいだった、きみはそんなのですごい、すごいねってちょっと泣いたみたいに笑ってこっちをふりかえった、炭酸飲料の糖でねばついた舌、あたまのはじっこの痺れたみたいな痛み、指のつめたく硬い感触、そこにあるはずの現実感と、その一瞬後に喪ってく現実感を、まだおぼえていろ





(フォーマルハウト、
きみが今日ここにいて、
すこし明日遠くなる、
くりかえしくりかえし、返すのは
わずかに白く、ちりちり燃えるように
揺れる、あの












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