もう一度孤独になる/梅昆布茶
 
まだ涙はあるか血は流れるか
何かを忘れてはいないか

誰かを犠牲にしてないか
驕ったつらしてないか
問う事を忘れていないか

ともすれば自分の痛みに埋没して
痛み分けを忘れてほうけてる

戻る事さえできなくなるまえに
自分である為の儀式を問う

遠くで孤独がこたえた

俺はお前のかけらだよって

走り寄ってハグした

誰もそれを放棄できない

なにも加えられない原素なのだもの

分割できないひとつのもの

僕はそれをぼくの原点と名付けた




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