前書きから本題の一部 空高く 幸せを掴んでいる/朝焼彩茜色
 
幸せの向く赴きへ加担する

心を描く未聞をより不動に多聞してゆく

自由自在の南極を指南している己に刃向かうことなく

複合をスタッカートに短刀を入れる

幸せの趣く味を香りに吊られて頂点を見たい

 空高く

翼は音を轟かす どこでも滑走路は在る
夢と浅い眠りの映像を真剣で区別する
流れに逆らうことが流れにそう翼も在る

 誰に極めさせる

 飛べ

 空高く

さらけ出さない姫事が いと惜しい
いつまでも探す自分を
それでもいつまでも待つ時間は優しき心持ち
探したら見つからない

 誰と向き合う

 呼べ

 空高く

幸せの詰めた努力はシルクに包まれ 空高く
幸せの塊がメタルの重みに それでも飛ぶ

 空高く
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