自然体の力/朝焼彩茜色
 
力の抜き加減を調整し 残った力の余韻がナチュラル

コンプレックスを只の生き物の様に生かし
 
 自分の足元を見る 観察の虫眼鏡で光を集める

菜の華の黄色い匂い ナチュラルさがラストノートをぼかす

手招きしていると信じたい この春の中

 自分の足元を見る 高くも低くもない足元ナチュラル

チクチクしたものも 寄って来ない 光を集める

小波が砂浜を誘うような 優しさの形を足元に見る

 自分のかかとからの密着を 瞳を信じて見る

深呼吸の生まれて来る ナチュラル

揺れる笑みを ナチュラル
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