光の道/as
 

泣かないための方法は
見つからなかった
それでもいいかな
会いに行ってもいいですか

指先が踊る
ペンライトの群れ
月の夜には
虫たちが騒ぎだす

マジメな生きもの
そんなのはやめてしまってもいいんだ!

コトバは溶けるよ
君の足元にもね
コンパスが指す光の道に
導かれたいよ

それが君だと
それが私だと
死ぬほど叫んでごらんよ

さあ 早く

眠ったらまた
明日がくるだろう

少し怖いけれど




私は、
また、
目を開けよう。


戻る   Point(2)