私の.../
世江
逃げたのは、あいつじゃない。
いつだって、私だ。
罵られるのは慣れている。
“たかが、小娘。”って言葉も。
その言葉に勝てる力を持ってることも知っている。
無限大で、恐ろしいものだということも。
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