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十二支蝶
青いなかを ひたすら歩くのは
本当に疲れるな
自分の中に出来た高い嘘をみあげるのは
なにを書けばいい
乾いた夢も 湿った胸も ただの一度も振り返らない
綺麗な顔が後を追ってくるから
くそみたいな詩を なんの努力もしないで
笑顔だけ振り撒いていれば 札束は降りてくるぜ
どうせあとはないからと そんな風に儚い振りをすれば
どんな生き方だって腹の底抱えずに
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